Jun 2, 2015

常備菜のススメ・かんたんレシピ

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子育てや仕事に忙しいママさんは、お弁当や毎日の献立を考えるのもひとしごと。バランスの良い「一汁三菜」は理想的だけど、完璧にやろうと頑張りすぎると長続きもしませんよね。そこで、活躍するのは常備菜!かんたんレシピや家事の時短もできるコツをnonaさん(オーガニック料理教室主催)に教わりました!
(写真 studio miin)


常備菜って何?何からはじめればいいの?

本屋さんに行くと、常備菜の本がたくさん売っていますね。手に取られた方もいらっしゃると思います。こちらのコラムでは、常備菜の基本と、入門の仕方、常備菜のよいところなどをお伝えしたいと思います。

「常備菜」とはまたの名を「ストックおかず」といいます。ちょっと多めに作って保存しておくおかず、作り置きのおかずのことです。料理が苦手なので、ちょっと難しそう?料理好きの方の趣味?いえいえ、それはもったいないと思います!常備菜は、ごはん作りを格段に楽にする優れものです。慣れてしまえばとても簡単に実践でき、料理が苦手な方にこそおすすめです。

では、どんな風に便利か、具体的にお伝えしたいと思います。

例えば、冷蔵庫に常備菜が2品あったら、あとはお魚を焼いて、お味噌汁を作っておしまい!これなら20分で夕食ができますね。お弁当なら、朝フライパンでメインを作って、あとは常備菜を詰めるだけ。これならお弁当も15分!簡単に調理したものを保存するテクニックを使えば、それを季節や体調、家族のリクエストにあわせて色々なレシピにアレンジすることができます。
あともう1品!と言う時にもささっと役立ちます。

初めての方でも第一歩として、取り組みやすいものをこれからご紹介したいと思います。もう実践されている方はバリエーションのひとつとして、ぜひ実践してみて下さいね。

常備菜はお料理のテクニックのひとつとも言われています。最初は、

「夕食用のスープや煮物をちょっと多目に作ってみる」
「野菜を刻んでおく」

ことなどからはじめてみてはいかがでしょう。忙しい日々を送っている方にこそおすすめです。
私が開催している料理教室でも「どのくらい保存が効きますか?」というご質問をよくいただくのですが、大抵のものは冷蔵保存で3〜4日となります(夏場はもう1日くらい短縮した方が○)。常備しておくと、朝に、お昼に、夕食に、子どものおやつに!と、本当に大活躍するので「腐らせる暇はない!」というのを実感いただけると思います。

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自分自身にゆとりを作ってくれる常備菜

不思議ですね、冷蔵庫に2つか3つ常備菜があるだけで、毎日はちょっと安心。時間や、献立を考えることに追われることがなくなります。冒頭にも書きましたが、常備菜作りはお料理好きの方のためのものだけではありません。

毎日の献立がとても楽になり、食材を工夫して食べきるなど、食材をうまく使い切ることで、食費の節約だけではなく、時間をうまく使うことにもなります。

組合せを楽しみながら、なくなっていく喜び、新しく作る喜び、我が家の定番、「いつものあれ」ができてきます。つまりは我が家の味づくりでもありますね。それってちょっとたのしいことだと思いませんか?前もって準備しておく、心積もりをしておくという事で段取りを考えることにもなってきますね。段取りというと難しそうでしょうか?

視野を広く、優雅に毎日を組み立てる、そんなイメージだと楽しめるのではないかと思います。単に献立や食事づくりを楽にするものと言うだけではなく、自分自身にゆとり、余裕を作ってくれる常備菜。ちょっと実践してみたくなってきましたか?

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簡単すぎる!レシピなしの常備菜入門

入門としておすすめなのは、

「切った野菜の保存」

ちょっと味をつけたものの保存です。ちょっと多めに茹でた状態だけで保存し食べる時に家族の好きな、あるいは自分の好きな味付けにして使う(そのまま、塩のみ)、ここから派生して、他のおかずへ変化させていけると最後までたのしめます。

例えば千切り塩キャベツなら、
千切りキャベツの塩もみ
⇒そのままサラダ・付け合わせ・スープ・餃子などの具・炒め物・カレーやシチューなどの翌日追加具材として。

例えば蒸したジャガイモなら、
蒸したジャガイモ
⇒そのままor+塩でおやつ、コロッケ、サラダ、マッシュポテト、翌日の追加具材。

素材そのものに近い常備菜に慣れてきたら・・・以下簡単「レシピなしレシピ」も実践してみて下さい。こちらのレシピはお好みの野菜で作ることができます。

◆ごま和え(ごま油+ごま+メープルシロップ(きび糖でもOK))
◆ナムル(ごま油+塩)
◆中華風和え物(ごま油+しょうゆ+お酢+メープルシロップ(きび糖でもOK))

常備菜の日持ち・火入れ・その他気をつけたいこと

2日目には火を入れる。(煮物などの場合)とりわけは清潔なお箸で。解凍や冷凍を繰り返さない。冷ましてから保存容器に入れること。

常備菜実践の先にあるもの

常備菜のある日々を実践していくと、料理をたのしむこと、丁寧に暮らすことが身近になります。常備菜の器を並べると達成感も生まれ、ちょっと器を揃えてみたいなーなんて探求心まで刺激されることも多々!気軽に野菜が摂れることで、栄養面もUP!知らず知らずの間に旬の野菜を沢山食べていたり、バランスよく食材が摂れよい循環が生まれます。

毎日のご飯づくりには欠かせない、困った時の味方の常備菜。続けた先にはちょっと余裕ができて、豆をことこと煮たり、ぬか漬けや、甘酒を作ったり、丁寧な暮らしを楽しむ自分と出会えるかもしれません。ぜひ冷蔵庫に1品から。実践してみて下さいね。

nona(菅野 のな)

川崎市在住。2007 年管理栄養士である母と共にオーガニック料理教室「ワクワクワーク」を設立。「初心者でも簡単に作れるメニュー」と「心の書き出しワーク」を行う、料理教室としては珍しい内容が話題を呼び、多くの人を魅了。2010 年から開講中 の「食と心のバランス講座」では全期満席となるなど多くのファンを獲得し、ママたちの「食」の個別相談も延べ 500 件以上。その他にも、有機宅配の「oisix」のレシピ提供を始め、学習塾 「湘南ゼミナール」運営のWEB サイト内にてコラム連載するなど、幅広く活動中。
http://wakuwakuwork.jp/
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